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Hizuru Pilgrimによる徒然なるブログ。
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昨年9月20日幕張メッセにて開催されたThe Prodigy主催によるWarrior's Dance Fest。"In Silico"でジャンルを超えた支持を得たPendulumが出演との事で、いちドラムンベースファンの自分としても注目していたのですが、今度はそのフェスに出演していたHadouken!が新作"For The Masses"をドラムンベース界の大御所Noisiaと共同プロデュースとの事!



ロック×ダンスミュージックの流れは、00年代半ば辺りから沸々と盛り上がってきていたケド、ここへ来てドラムンベース勢へのアプローチが特に顕著になってきたように思う。Prodigy"Invaders Must Die"のリミキサー陣にドラムンベースの大御所が多数起用されていた事から見ても、それは明らかじゃないかな。(来日記念盤にはAdam FやChase and Statusといった錚々たる顔ぶれが!BengaやRuskoといったダブステップ勢のリミックスが収録されていた事もデカい。)



ここ数年、ドラムンベース自体もそういったシーンに呼応するようにロッキンなトラックが増えてきていたから、この動きは必然とも言えそう。2010年はHadouken!"For The Masses"を皮切りに、ドラムンが一世を風靡する!…といいな。
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Spectrasoulとのコラボ曲Forsakenはガチですが、個人的に衝撃的だったのはForeign BeggarsとのThe Cut Deepens!ドラムンベースの新たな地平を切り開いてると思います。ここまで疾走感を抑えたトラックにMCが乗ってる曲って無かったと思う。アルバム全体としてもオールドスクールをアップデートしたような質感のドラムンベースを中心に、エレクトニカ、クラブジャズ的なトラックが随所に織り込まれ、これぞAlix Perezの集大成!といったカンジで聴き応えがあります。7曲目のIntersectionsで、4hero作品にも客演しているUrsla Ruckerのポエトリーリーディングが聴けたのも、個人的に嬉しかった。





Ninja Tuneの古参プロデューサーAmon Tobinが、Joe "Doubleclick" Chapmanと組んだ新プロジェクト。Amon Tobinっていうと、やたらモクモクとした民族系ブレイクビーツやってる人ってイメージで、まさかこんなにストイックでタフなリズムを繰り出してくるとは思わなかった。その辺はDoubleclickの力添えあってのものなのかな?基本的にはグライムを踏襲した作りのトラックなんだけど、よくよく聴いてみれば民族系のパーカッションやインストのサンプル使いは、まさしくTobinのもの。SwayのMCも相まって、唯一無二のサウンドに仕上がってます!客演にTimbalandプロデュースでデビューしたMs. Jadeをもってくる辺りもニクイ。




最早、説明不要のモンスターバンドThe Prodigyの5th。前作"Always Outnumbered, Never Outgunned"が実質リアム・ハウレットのソロアルバムだった事を考えると、3rd"The Fat of the Land"から数えておよそ12年ぶりのフルメンバーアルバムとなる本作。前作も悪くはないけど、やっぱり三人揃ってこそのThe Prodigyでしょう!音の方でもそれを実感させる、充実の出来映えです。自身らのレーベルTake Me To The Hospitalを始動させ、日本でもWarrior's Dance Festを開催するなど、勢いを取り戻した王者の動向に、今年も注目せざるを得ない!


プロフィール
HN:
Hizuru Pilgrim
性別:
男性
自己紹介:
09年インディーズレーベル"What a Wonderful World"を立ち上げ、同名のコンセプトアルバムをリリース。トラックメイキングの傍らドラムンベースDJも少々。

現在はmirgliP名義でのボカロ曲投稿を中心に活動中!これまでの投稿動画はコチラ

twitter : @mirgliPilgrim
Mail : pilgrim_breaks@hotmail.co.jp


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